代表挨拶 – 建物の未来に誠実であり続けるために

建物の価値を守り、未来へつなぐ。

“建物が持つ価値を最大化し、人々の暮らしをより良くすること”です。

では、その価値をどうすれば最大化できるのか。
私は、それは 「進化」と「積み重ね」 に尽きると考えています。

「進化」とは、建物の価値を高めるために工事の品質や技術、提案力を常に進化させていくこと。
「積み重ね」とは、一つひとつの現場で誠実な仕事を積み重ね、
その努力を地域に広げていくことです。

創業期から今日まで、私たちはこの“進化と積み重ね”を繰り返してきました。
ときには失敗もしましたが、建物に向き合う姿勢だけは変えず、地域の建物と暮らしを守るという価値を積み上げてきました。

私が今、強く感じているのは「建物の未来」が分岐点を迎えているということです。人口減少、建物の老朽化、維持管理コストの増大。
これまで当たり前だった“建てては壊す”の時代は終わり、これからは 「建物を守り、活かし、未来へつなぐ時代」 に確実に変わっていきます。

建物は単なる物質ではありません。
そこには、人の暮らし、営み、思い出、日々の安心が詰まっています。
建物を守るということは、人の生活の基盤を守るということです。

だからこそ私たちは、原状回復、リフォーム、リノベーション、改修工事、清掃といった“建物の価値を守る全プロセス”に正面から向き合ってきました。

SNBコーポレーションの信念は、極めてシンプルです。

「建物の未来に誠実であること。」

どれだけ技術が進んでも、どれだけ施工方法が進化しても、その根底にあるべきは“誠実な姿勢”です。

現場で手を抜かないこと。
お客様に正直であること。
必要なものだけを必要なだけ提案すること。
その積み重ねが、建物の価値を未来へつなぐ唯一の道だと考えています。

SNBが目指すものは、派手な急成長ではありません。

地域の建物・人々の暮らしを支える「なくてはならない存在」になることです。

建物の未来を整え、安心できる住環境をつくり、
次の世代に“長く使える価値”を届ける。

この“地に足のついたビジョン”こそが、SNBの歩みを支える核心であり、
変わることのない信念です。

これからの時代、建物を守る企業の重要性はさらに高まります。

新築の数は減り、既存の建物を活かす力が問われる時代に入っています。

その中で、私たちは誠実な施工、確かな技術、安心できる品質で、
建物の価値を守り続けることに挑みます。

そして、建物の未来を守ることで、地域の未来の暮らしを支え続ける企業でありたいと考えています。

SNBコーポレーションは、この信念を原動力に、これからも進化を続けてまいります。